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子どもに注意をするとき気をつけたいこと

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子どもに注意をするとき気をつけたいこと

みなさんは人に注意をしなければならない時、どんなことを意識されているのでしょうか?

先日のこと「先生、あのね、僕いまエレベーターから走ってきたの~」と話かけてきました。

わたしは「そうなんだ。ひとにぶつかっちゃうかもしれないからお店の中は歩いた方がいいよ」と伝えて話が終わりました。

が、ふと次のような疑問点がいくつもわいてきました。

「なぜ走ってきたことを報告してきたのかな?」
「注意の仕方としていまのはあっているのかな?」
「走ってきた理由をきいたほうがよかったのかな?」

今回はその中で子どもに注意する際に日常のやり取りの中で気を付けたほうがよさそうな点をまとめてみました。

肯定的に伝える

これは確か何かを取り組む時の物事の考え方、例えば「寝坊しないようにしよう」でなく「予定の時間に起きよう」と考えることが大事と聞いていました。

ですから人に何かを伝える時も「□□しちゃダメ!」というよりは「〇〇しようね」と言うほうが効果的だろうと考えています。

実際に否定的に伝えると高圧的に取られ、聞いている側は気分が悪くモチベーションが落ち、肯定的に伝えると受け取りやすく、やるべきことが分かりやすいようですね。

理由を伝える

最近聞いた学校での話。小学6年の生徒がテストで名前欄にひらがなで記名をしたところ先生に「漢字で書きなさい」と言われたそうです。

私は疑問に思いその生徒に「なんで漢字で書かないといけないの?」と聞いてみたところ、先生が伝えた理由は「6年生なんだから」ということのようでした。

正直個人的には「それって理由になるの?」と思ったので他の小学4年の子どもに聞いたところ「私は漢字で書いてる。習った漢字なら書くようにって先生に言われたから」と言っていて、それなら納得できるなと思ったものです。

私の感性が正しいかどうかはわかりませんが、相手に伝わる理由はあったほうがいいのかなと実感したエピソードでした。

短い言葉でわかりやすく

今度は、育児経験者から聞いた話です。

自分の子どもにきちんと理由を説明しなくてはと思い、注意する時に感情的にならずこんこんと丁寧に理由を説明していたそうなのです。

ところが、大きくなってから子どもに「話が長くてうざかった」と言われたそうです。

とてもいい親子関係ではあるからこその笑い話なのですが、そっか丁寧でもダメなんだねと苦笑いしたものです。

確かに長々説明していると明らかに集中力をなくしてきますので実感しています。

おだやかに、感情的にならない

何か散らかしたり汚したり、嫌なことをしている状況見かけると「なにやってんの?!」と声をあげたくもなりますが「何どうしちゃったの??」くらいがよいのかもしれません。

以前にある生徒がイスを並べてお迎えにきた家族たちに座る場所を指示していたのですが、どうもいじわるしているように見える状態でした。

お母さんはいつものことだと思ったのか大声で叱りつけていましたが、その生徒はお母さんの言うことも聞かず拗ねて怒りだしたことがあったのです。

何となく「あれ?」と思い「どうして座る場所を選んでいるの?」と聞いてみたところ、彼には彼なりの理由がありました。

大人からすれば最初からそう言えばいいのにという話になりましたが。そんなこともあるものです。

大勢の前で言わない

先ほどのイスを並べていた生徒の話ですが、あるとき教室の隅で怒りはじめました。

偶然にも教室の隅だったので、必然的に周囲とは距離が離れたところで話すことになり、早々に怒りが収まることがありました。

皆が分かりやすく注目していないこと、特にこの場合は怒り心頭のお母さんと対峙してない状況がポイントでした。

そう言えば喧嘩しているときも引き離して双方の話をゆっくり聞きますね。それと同じ感覚で大勢の前で言わないのがよいのかもしれません。

その場で伝える

とはいえ、皆の前だとなんだしと時間たってから話を持ちだしても何のことだか本人に自覚がない場合もありますよね。

状況によってはタイミングがむずかしいのですが、後回しにするよりはいまその場で伝えられるといいようです。

大人でもありそうですよね・・・

「だいたいあなたって、いつだったかあーだこーだ!どうしてもいつもそうなの?」
「は?そんなのその時言えよ!」

怒り役女性、反論役男性で書いてみましたが、おそらく男女関係ないでしょう。

女性である私は言われる側でした。ホントにその時言ってよと思ったこと何度もありました。子どもにはそう思わせないように気を付けます。

大人でも同じコミュニケーション

もちろん命にかかわることを注意する時は別の話ですよね。

注意する状況はともすれば怒りに近い憶測や感情がわく場合が多くあるかもしれません。

だからこそ、日常の中で生じるネガティブなことほど、気持ちや理由をきちんとその場でおだやかに伝えるとよさそうです。

また、指摘する側が主観を持たずに事実だけを見て、改善すべき点を伝えるだけで、建設的な会話にできることがあります。

最初のエスカレーターから走ってきた子どもへの対応は大きくはずれてはいないのかもしれません。

もし今度、同じ場面に遭遇したら、走った理由を最初に聞いてみようかなと思います。