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心穏やかに暮らす自宅で自由に働く『自宅ライフ』の魅力

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心穏やかに暮らす自宅で自由に働く『自宅ライフ』の魅力

こんにちは、奥成大輔(オクナリダイスケ)です。新型コロナウイルスにより、リモートワークが一気に導入され、在宅ワークへの関心も高まっています。これほど自宅で仕事をしている人がいる日本は、初めてではないでしょうか。

私は、サラリーマンを辞めてからのほとんどの時間、自宅を拠点にフリーランスとして仕事をしてきました。

自分が価値を感じ、自分の裁量で決められる、自分がやりたい仕事を実現し、時間も場所も自分で選べる自由な仕事です。それでも、私は仕事の拠点に自宅を選択しています。

そんな立場から、心穏やかに暮らす自宅で自由に穏やかに働く『自宅ライフ』の魅力についてお伝えしていきたいと思います。

気づけば自宅ライフ歴は実に12年

私が16年務めた会社を辞めたのが2008年ですから、気づけば私の自宅ライフ歴は実に12年になります。

どのくらい家にいるかというと、いまは1ヶ月の約8割の時間を自宅で過ごしています。

残りの2割は自宅以外の場所で過ごします。仕事で出張したり、家族の住む場所に滞在したり、ときには旅行に出掛けたりします。

おそらく、職場に出勤するサラリーマンの方だと、自宅で過ごす時間は多くても7割から6割ほどではないでしょうか。

職場に出勤していると自宅にいる時間は短く感じる

1日8時間勤務だとすると、職場の滞在時間が約9時間。往復の通勤時間が合計1時間だとすると、出勤する日は約10時間は自宅以外で過ごします。月に20日出勤すると、約200時間。

1ヶ月=30日は720時間ですから、残りの520時間をすべて自宅で過ごすとしても約72%です。

これは睡眠時間も自宅にいる時間に含めて計算していますから、体感上は自宅にいる時間はかなり短く感じるのではないでしょうか。

私もサラリーマン時代、毎日数時間の残業が当たり前の職場で働いてきました。週末もほとんど家にはいませんでしたから、自宅で過ごす時間の短さ、貴重さは誰よりも感じていました。

自宅で仕事をすると最高のパフォーマンスを発揮できる

自宅で仕事をすると最高のパフォーマンスを発揮できる。全員が共感してくれるわけではないと思いますが、私はずっとそう感じてきました。

誰にも干渉されずに集中できるからです。

サラリーマン時代を振り返ると、自分のデスクがあっても賑やかな事務所では電話は鳴るし、座っているだけでいろんな人から声を掛けられるのでとてもじゃありませんが集中して仕事ができませんでした。

どうしても期限が迫り、集中する必要があるときは、いつも空いた会議室をみつけてひっそりと一人で仕事をしていました。

仕事のパフォーマンスだけを考えれば、自宅に限らず、カフェで仕事をしたり、電車移動のグリーン車の車内も自宅と同じくらい集中できると思っています。

自宅ライフはHSPの生きづらさを解消する選択肢の1つ

周囲が気になるということは、私がHSP(Highly sensitive person)という特性を持っていることにも起因しているようです。Wikipediaによれば、HSPは次のように解説されています。

ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは生得的感受性[1][2])を持つ人のこと。テッド・ゼフの著書「The Highly Sensitive Person’s Companion」による定義では「産まれたときから幼少期に渡り説明のつかない体験を繰り返し、HSPではなく生まれた人より五感が鋭く、精密な中枢神経系を持ち、良い刺激にも、悪い刺激にも強く反応する感受性の強い人達」[3]とされる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自分がHSPなのだと自己診断で知ったときは、目からウロコが落ちるようでした。点と点が線でつながっていくかのように、物事に対してどう対処するべきか、判断が非常に簡単になりました。

HSPかどうかは、書籍やWebでも公開されている簡単な診断によって、自分にその傾向があるかどうかがわかりますので、気になった方はチェックしてみてください。

私と同じようにHSPの方にとっては、自分が本来持っている脳力を最大限発揮し、生きづらさを解消する手段としても、自宅ライフは選択肢の1つになると思います。

一緒に住むパートナーと過ごす時間が長く取れる

自宅で仕事をする魅力のもう1つは、一緒に住むパートナーと過ごす時間が長く取れることです。

私のサラリーマン時代の晩年では、周囲から期待され充実した仕事をしている一方、家にいる時間が徐々に短くなり、生活パターンの違いから妻とのすれ違いも増えていました。

また、我が家には子どもはいませんが、パートナーといえば一緒に住む猫や犬たちもいます。猫や犬は1日中のほとんどを寝て過ごしているので、なにかを一緒にしたりするわけではありません。

仕事に集中したいときや、動画の撮影中、Zoomミーティング中などに限って、ごはんを欲しがったり、トイレにいきたいと訴えたりして、うるさく感じることもありますが、ほとんどの時間では近くにいるというだけで穏やかな気持になります。

猫も犬も子どもから大人へと成長していきます。新しく我が家に迎えて、一緒に暮らすようになった猫や犬たちが仲良くなっていくほほえましい光景や、ちょっぴり悲しいけれども年老いていく姿の瞬間瞬間を一緒に過ごせるのも自宅ライフの魅力です。

選ぶ仕事により自宅ライフの充実度が変わる

ホーム・アンド・アウェーでいう完全なホームで心穏やかに仕事ができる魅力ある自宅ライフですが、実現するには課題もあります。

冒頭で、新型コロナウイルスの影響で、自宅で仕事をしている人が増えていると書きました。通信技術の進歩によって、遠方にいても、出勤しなくても成立する仕事が増えています。

でも、実際に家で仕事ができることが大歓迎されているかというとそんな人ばかりではないようです。管理職のように時間に関係なく仕事を成果で評価されるのであれば、自分の裁量で時間も場所も選べるかもしれません。

しかし、働く時間が決められていて、監視されるように仕事をせざると得ないとしたら、いくら自宅であっても生産性は上がりにくいはずです。

「家だと仕事に集中できない」「学校も休みで子どもも家にいるから仕事どころではない」という声にもうなずけます。

どんな仕事を選ぶかによって、自宅ライフが充実したものになるのかどうかが変わってくるのです。

まとめ

自宅ライフは、自分が好きな自宅という場所で、時間を自分でコントロールし、一緒にいたい人たちと過ごせることが魅力です。

そんな自由を獲得するには、自分の裁量で決められる仕事を選ぶことが必要になることもお伝えしてきました。とはいえ、何の準備もしていないのに、いきなり自分の裁量で決められる仕事を得るということは難しいですよね。

この『自宅ライフ』シリーズでは「心穏やかに暮らす自宅で自由に働くために、いまはじめたいこと」をテーマに自宅ライフの実現に向けての考え方や方法をシェアしていきます。

一緒に楽しみながら読んでもらえたらこれほどうれしいことはありません。