テレワークで求められる新スキル「オンライン・コミュニケーション」

こんにちは、となりのITC顧問です。

前回、新ビジネスマンに求められる5つの能力について、お話ししましたが覚えていただいているでしょうか。おさらいしますと下記の通りです。

テレワークに求められる能力

なかでも「オンライン・コミュニケーション」は新しいスキルです。

今回は、テレワークで求められる5つの能力の中でも特に、給与アップや昇進にも影響があるとと思われる、新スキル「オンライン・コミュニケーション」と働き方の変化で見えてきたオフィスの在り方について考察します。

では、最初に今後重要となる新スキル「オンライン・コミュニケーション」について詳しく紹介します。このオンライン・コミュニケーションのスキルは、今後の給与アップにつながり、昇進にも必要な新スキルと考えられます。

目次

曖昧さは通用しない

テレワークが拡がり、一部には「正社員不要」といった声も上がり始めてきています。正社員の働き方がこれまで外注で仕事を請け負ってきたフリーランスとあまり変わらなくなっています。

したがって、「固定費がかかる正社員はなるべく抱えたくない」と考える経営者も多いのではないでしょうか。そのため、今後は、求める正社員像が大きく変化してくると思います。

正社員を長く続けてきた人たちが慣れなければならないのは、これまでオフィスや対面、場合によっては「一杯飲みながら」行ってきたコミュニケーション手法が通用しなくなることだとおもいます。。


「言わなくても伝わるだろう」とか「あの人は分かってくれているはずだ」といった曖昧さは、大きなミスにつながり、それが人事評価に大きなマイナスになるのです。


また、ジョブ型の雇用制度が導入されれば、「成果」が評価基準となります。そのために、「成果とは何か」を明確にし、内容によっては数値で確認し合うような「正確な情報の共有と確認」が社員に求めらるようになります。

オンライン・コミュニケーション能力

オンライン上の相手と信頼関係をいかに築くことができるかが重要となってきます。今後は「取引先とオンラインで初めて会う」というようなケースも増えてくることしょう。

そのとき、不十分なやり取りばかりで終わっては、相手との信頼関係を築くことはできません。これまでボディランゲージで伝えてきた熱意なども伝わりづらくなってしまいます。

新時代のビジネスでは、限られた時間の中で資料と説明(言葉)だけで正確に情報を伝え、理解してもらい、相手の意見も正確に把握することができなくてはなりません。

そのためには資料作りにも工夫が必要で、説明も無駄を排除した的確な言葉を選ばなければなりません。

つまり、短時間で相手との信頼を築くことができるオンライン・コミュニケーション能力こそが、正社員である立場を守り、給与をアップさせるための新スキルになるということです。

絶対必要!活用オンライン会議システム

これからの会議やテレワーク営業などはネット上になると思います。勿論対面による会議や営業などとの組み合わせでしょうが、ビジネスでもプライベートでもオンライン会議システムの活用が急増しています。

テレワークが増えた昨今、急激に利用者が増えたのが「Zoom(ズーム)」を始めとしたオンライン会議ツールです。

ビジネス以外でも学校の授業に使われたり、サークルの会合など、プライベートでも利用されることが増え、「誰でも使えて当たり前」の時代となりました。

もはや、ビジネスマンが「わからない」では済まされないのです。多くのツールは、パソコンでもスマホでも利用でき、一定の機能が無料で使える「無料版」が公開されています。また、スマホの場合は、専用アプリがあります。

オンライン会議システムを大別すると2種

オンライン会議ツールは、

  • ①登録するのはホスト(会議の主催者)だけで、あとのメンバーは登録やサインインすることなく参加できるタイプ。
  • ②友達になっている相手とだけ通話するSNSアプリのビデオチャット

などに大別されます。

【それぞれのメリット】

  • ①のメリットは、面倒な登録が不要なので、パソコン操作やビデオ会議に慣れていない相手でも参加しやすいという点です。
  • ②は、既にスマホにアプリがインストールされていることが考えられ、特別な設定も不要ですぐに始めることができるのがメリットです。

Zoom

PCやスマートフォンのブラウザ、アプリのほか、専用の番号に電話をかけても参加可能です。無料版の場合、最大100人までの会議が開催できますが、3人以上の会議の場合、1回あたり40分に制限されています。

Microsoft Teams

無料版でも最大250(今後300人)人までのりようが可能です。利用者はMicrosoftのアカウントが必要ですが、会議中に同じ画面上でWordやExcel、Power Pointなどの共同作業ができるというメリットがあります。

Google Meet

Googleアカウントをもっている人同士であれば100人まで利用可能。Google Chomeにすると各種の設定が不要で利用もスムーズです。無料版は、1回あたり60分に制限されています。

Skype

最大50人までのビデオ通話が可能。それに加えて「会議」機能ではリンク作成を生成して未登録のゲストを招待できます。ゲストはブラウザ・アプリから登録することなく参加できます。

LINE「グループトーク」

最大200人までのビデオ通話が可能。但し、同時に画面表示できる人数には上限があり、パソコン版のアプリで16人まで。普段、LINEを利用している人には馴染みやすい機能です。

Facebook Messenger

Facebookを利用している人なら、ダイレクトメッセージを送ったりした際に、すでに使っているかもしれません。最大50人までのビデオ通話が可能です。画面表示は6人まで。

など色々これ以外にもあります。

個人的には、「Google Meet」か「Zoom」が使いやすいと思っています。

1人で練習するのが良くわからないとか、練習相手が欲しい場合は、となりのITC顧問に連絡ください。※2回(40分/回)までは無料で支援いたします

今後重要となる新スキル「オンライン・コミュニケーション」を使いながら向上していってください。皆様の新しい働き方を応援いたします。

次回は、「これからのオフィスの在り方」について考察していきたいと思ってっています。次回をお楽しみに「となりのITC顧問」より。

【お知らせ】
となりのITC顧問では、ITツールの学び方にコツがあることを紹介しています。それが【ITツールを学ぶ7ステップ】です。「Google Meet」「Zoom」を活用した色々なIT活用の習得を@探究会にてご支援します。詳しくは下記のリンク先をご覧ください。

▼ 【ITツールを学ぶ7ステップ】@探求会 _ ITC和歌山オフィス

オンライン・コミュニケーション

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この記事を書いた人

あなたの隣りに何時もいる『ITC顧問』こと、ふくろう博士です。ITC和歌山オフィスの『ITC顧問』スタッフとして、簡単・シンプル・手頃なICTツールを駆使して、あなたの会社の課題解決のお役立ち情報を呟いています。気軽に、フォローなどでお声をお掛けください。
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