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手話でコミュニケーション10〜とある管理職と学ぶシリーズ

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手話でコミュニケーション10〜とある管理職と学ぶシリーズ

こんにちは、とある管理職です。

新シリーズ「とある管理職と学ぶシリーズ」はいろいろなコミュニケーションについて共有して行ければと考えています。

第9弾は、「基本的な手話の表現」をテーマにおとどけしました。

今回は、「手話で歌ってみよう!」と題して手話を学んでみましょう。

それでは、一緒に学びと発見をしてゆきましょう。

手話で歌ってみよう!

今回は、手話で歌おう!というテーマで一緒に学んで行きましょう!

僕が選んだのは、クリスマスソングから「赤鼻のトナカイ」です。

クリスマスの手話

クリスマス:サンタさん自慢の髭(ひげ)のかたちをなぞって「クリスマス」を表します。
今回は、左右の人差し指を交差して「X」を作ってから、髭の形に沿って右手をすぼめます。

歌の手話

歌:ピースサインを口の前から外側に広げるように移動し、声が波を作って広がる様子を表します。

クリスマスソングは「歌」と「クリスマス」の合体

「クリスマス」の手話をしてから「歌」の手話を続けて「クリスマス・ソング」を表します。

赤鼻(あかはな)の手話

赤:唇を人差し指でなぞるような仕草をします。唇の色から「赤」を表しています。
鼻:人差し指で「鼻」を指さします。
2つの手話をつなげて「赤鼻」と表します。

トナカイの手話

トナカイ:両手広げて頭の左右にそれぞれ親指を立てて角(つの)を表して「トナカイ」とします。

赤鼻のトナカイの手話

「赤」+「鼻」+「トナカイ」をつなげて「赤鼻のトナカイ」となります。

赤鼻のトナカイの歌詞の手話

歌詞の手話

「歌」の手話と「詞」の漢字を表す手話を合わせます。
歌:ピースサインを口の前から外側に広げるように移動し、声が波を作って広がる様子を表します。
詞:左側に親指を立てた(サムアップ)左手を置いて左親指の上から右人差し指で逆エル(L)を書きます。

歌詞の手話の解説は次章をご覧ください。

ポイントは、歌詞で使われている言葉を単語ごとに分けて手話をあててゆきますが、文脈を加味して手話の表現を考えると良いと思います。
それと、単に通訳のような形ではなく歌をお芝居のセリフのように表現できると良いと思います。
歌を演じるつもりでやってみてください。

赤鼻のトナカイの歌詞の解説

真っ赤なお鼻の

「赤」人差し指で唇をなぞるしぐさ
「鼻」鼻を指さす

トナカイさんは

「トナカイ」広げた両手を親指を頭につけて「角」を表す

いつもみんなの笑いもの

「いつも」親指を立てて人差し指を伸ばして数字の「6」の形を両手で作り手前に何回か回す。
「みんな」広げた手を左から右に弧を描くように移動する
「注目されている様子」両手の指を開いて自分に向ける
「笑う」右の手のひらを口元にあてて笑いをこらえる様子
手話を組み合わせてみんなから笑われている様子を表している。

でもその年のクリスマスの日

「でも」前に向けた手のひらを翻して甲が前に向くようにする。
「その年」人差し指で指さして「それ」を表した後に「年」の手話を続けます。
「年」は、左手拳で作った切り株(年輪)に見立てた左手に右人差し指で指す。
「クリスマス」は、両人差し指を交差して「X」を作り、続けてサンタさんの髭の形を右手で表す。
「日」左手で五十音の「お」を表して、右人差し指を横に向けて重ねる。漢字の「日」を表す。

サンタのおじさんは言いました

「サンタクロース」右手でサンタさんの髭のシルエットをなぞるように下げながらすぼめる
「おじさん(人物)」右手をサムアップして人物を表す
「言う」言うは、その「人物」の位置から話しているようすぼめた右手を開く閉じるを何度か繰り返す。

暗い夜道

「暗い(夜)」広げた両手を身体の前でクロスする
「夜道」「夜」の手話と「道」の手話を組み合わせる
「道」の手話は、身体の前で開いた両手を向かい合わせてくねらせながら前に出して「曲がりくねった道」を表す。

ピカピカのお前の鼻が役に立つのさ

「光る」ピカピカは、電気の光を何度か繰り返して表す。頭のあたりから閉じた手をパッと開くことで光を表している。
「おまえ」目の前にいる誰かを想像して指さす。
「鼻」鼻を指さす。
「役に立つのさ」は、親指を立てた左手を後ろから支えるようにして「助ける」を表し、胸の前で両手を合わせて表わす「安心」を組み合わせて「助けてもらって安心する」という組み合わせで表します。

いつも泣いてたトナカイさんは

「いつも」親指を立てて人差し指を伸ばして数字の「6」の形を両手で作り手前に何回か回す。
「泣く」五十音の「こ」を両手で作り、目の前で左右にゆすることで、泣いている仕草をおこなう。
「トナカイ」広げた両手を親指を頭につけて「角」を表す

今宵こそはと喜びました

「今夜(今宵)」両手の手のひらを下に向けて「今」を表して「夜」の手話を組み合わせる
「だけ」左手の平を上に向けてそこに指文字の「1」を着地させる。
「喜ぶ」両手を開いて自分に向けて胸の前で左右交互に上下する

赤鼻のトナカイを実際に歌ってみよう!

歌の世界感みたいなものが表現できると楽しく歌えると思います。
身体も動かしながら歌を演じるつもりでやってみてください。

いかがでしたか?
楽しくできましたか?
他の歌も試してみてくださいね。

おしまいの言葉

後記(赤鼻のトナカイについて)

学生時代に大学の近くの坂戸市の手話サークルに通っていました。

クリスマスシーズンになるとメンバーでクリスマスパーティを企画しますが、クリスマスソングを手話で歌おうという企画があり、ろう者も健常者もさかい無く一緒に手話の歌を練習して歌ったものです。

「赤鼻のトナカイ」もその中の一曲でした。

クリスマスが近づくとその時の楽しかった思い出が蘇ります。

手話で歌を歌う時に歌のニュアンスも加味して歌の風景が見えるように手話を考えるのも楽しみになります。

もし今回の講座をきっかけに手話の歌に興味を持った方は、いろいろ試してみてください。

手話で歌う書籍もあるようなので探してみるのもよいかもしれません。

ここで、「赤鼻のトナカイ」の楽曲について調べたことを書いておきます。

赤鼻のトナカイは、ウィキペディアによれば次のように解説されいます。

赤鼻のトナカイ(あかはなのとなかい、原題: Rudolph the Red-Nosed Reindeer)は、ジョニー・マークス作詞・作曲のクリスマスソングである。

英文原詞の内容は、サンタクロースの橇を曳くトナカイの9頭目[注釈 1]で、赤い鼻を持つ「ルドルフ」が、サンタクロースに「君の明るい鼻で橇を案内してくれないか?」と頼まれるというもの。

赤鼻のトナカイ(あかはなのとなかい、原題: Rudolph the Red-Nosed Reindeer)は、ジョニー・マークス作詞・作曲のクリスマスソングである。

英文原詞の内容は、サンタクロースの橇を曳くトナカイの9頭目[注釈 1]で、赤い鼻を持つ「ルドルフ」が、サンタクロースに「君の明るい鼻で橇を案内してくれないか?」と頼まれるというもの。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ネットで楽曲を取り上げる時に気になるのが、楽曲の著作権使用の条件です。

クリスマスソングの中で「赤鼻のトナカイ」は商用利用は利用申請が必要となりますが、今回のように非商用であれば著作権法でその利用を許可されています。

参考まで、関連情報を記しておきます。

著作権法第38条1項
公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、当該上演、演奏、上映又は口述について実演家又は口述を行う者に対し報酬が支払われる場合は、この限りでない。

文化庁の『著作物が自由に使える場合』のページも併せてご覧ください。

これまでのおさらい

これまでの手話の解説は下記からご覧いただけます。

手話でコミュニケーション1〜とある管理職と学ぶシリーズ
・手話ってなんでしょうか?
・手話の法律的扱いについて
・手話を使ってみましょう~指文字(五十音の表現)
・後記

手話でコミュニケーション2〜とある管理職と学ぶシリーズ
・指文字(数字の表現)2桁の数字まで
・指文字(数字の表現)3桁以上の数字
・単位の表現(その1)
・おさらい
・後記

手話でコミュニケーション3〜とある管理職と学ぶシリーズ
・挨拶の手話~おはようございます
・挨拶の手話~こんにちは
・挨拶の手話~こんばんは
・挨拶の手話~おやすみなさい
・初めての出会いに使う手話~はじめまして
・何かをお願いする際に使う手話~よろしくお願いします
・まとめ

手話でコミュニケーション4〜とある管理職と学ぶシリーズ
・手話の基本~指文字~五十音
・手話の基本~指文字~数字
・自己紹介に使える手話~私の名前は~
・あいさつの手話
・「手話」の手話
・いくつかの単語を組み合わせてフレーズを作ってみましょう!
・いくつかの単語の解説
・いくつかの単語の解説ふたたび
・編集後記

手話でコミュニケーション5〜とある管理職と学ぶシリーズ
・オープニング
・会話のはじまり
・やりたいことなどを伝える
・やったことをさらに伝える
・ゴールデンウィークは楽しかったですか?
・おしまいのご挨拶
・後記

手話でコミュニケーション6〜とある管理職と学ぶシリーズ
・ご挨拶と今回のテーマ
・雨をテーマにして手話を体験しましょう
・会話を続けてみましょう
・おしまいの手話
・後記
・前回までのおさらい

手話でコミュニケーション7〜とある管理職と学ぶシリーズ
・ごあいさつ
・もうすぐオリンピックですね
・どんなスポーツを観たいですか?
・どこでオリンピックを観ますか?
・おしまいのご挨拶
・後記
・前回までのおさらい

手話でコミュニケーション8〜とある管理職と学ぶシリーズ
・ご挨拶
・競技名の手話表現
・オリンピックはまだまだ続きます!
・後記
・これまでのおさらい

手話でコミュニケーション9〜とある管理職と学ぶシリーズ
・ご挨拶と今回のテーマ
・挨拶の手話
・簡単な自己紹介の手話
・感情の表現の手話
・おしまいのご挨拶
・後記
・これまでのおさらい