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手話でコミュニケーション2〜とある管理職と学ぶシリーズ

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手話でコミュニケーション2〜とある管理職と学ぶシリーズ

こんにちは、とある管理職です。

新シリーズ「とある管理職と学ぶシリーズ」はいろいろなコミュニケーションについて共有して行ければと考えています。

第1弾はコミュニケーション手段でありツールである「手話」に着目しました。今回はその第2回です。

前回のおさらいはこちら「手話でコミュニケーション1」をご覧ください。

それでは、「手話」について僕と一緒に学びと発見をしてゆきましょう。

指文字(数字の表現)2桁の数字まで

前回は「指文字(五十音の表現)」ということで五十音を指で現わす「指文字」について解説しました。今回はその続き「数字」の表し方について解説します。

指文字で数字を現わす方法ですが、たとえば僕たちが何かを数えるときには「指折り数える」というように、親指から順番に指を折って数えてゆきますね。

親指から順番に指を折って5まで数えたら今度は小指から順番に指を伸ばしてゆく感じでしょうか?

自分が何かを数える時はそれで良いでしょうが、ではあなたがいま幾つ数えたか?ということを他の誰かに伝える時にはどうしますか?

前回、手話はコミュニケーションのツールというお話をしましたから、数字を数える場合も相手に伝わるように表現しないといけませんね。

そこで、数字を表すルールを決めて情報の共有ができるような仕組みになっています。

一桁の数字

指文字で数字を表すときには、指折り数えるというよりは、指を立てて数えてゆきます。数字の「1」~「4」までは、指を横に出してもOKです。

「1」~「4」まで数えたら、繰り上がりのようなイメージで、親指を立てて「5」を表します。

続いて、親指の「1」+人差し指で「1」を加えて「6」を表します。「7」~「9」までは同様に数えます。

syuwa-5-number-1---10

syuwa-5-number-1—10

二桁の数字

「10」に繰り上がると伸ばした人差し指を折り曲げて表現します。

「11」はどのようにあらわすでしょうか?

そうです「10」+「1」です。立てた人差し指を折り曲げて「10」を表した直後に人差し指で「1」を表せば「11」です。「12」~「19」までは、同じルールで、「10」を表したあとに「2」~「9」を表せばよいのです。

では、「20」は?

そうです。「20」は、人差し指と中指の2本を折ります。「30」は3本の指を折り、「40」は4本の指を折ります。「50」は、「5」を表す親指を折り曲げます。

「60」から「90」までは同様に一桁の数字を表す指を折り曲げて表します。コツは、「90」なら、「9」を一瞬示してから指を折り曲げます。

syuwa-5-number-20---90

syuwa-5-number-20—90

指文字(数字の表現)3桁以上の数字

3桁以上の数字のイラストです。

syuwa-5-number-100-over

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3桁の数字

では「100」はどうでしょうか?

これは、「0」の数を指で輪っかを作って表しています。「100」は「0」が2つなので、人差し指と中指の先端をを親指にくっつけて「0」2つを表しています。コツは、「OK」サインに中指を加えるイメージです。

「200」~「900」は「2」~「9」を表してから「100」の指文字で表します。他に、左手で握りこぶしを作って、右手の人差し指を付けて上にはね上げる動作でも「百」を表せます。

4桁の数字

「1000」は同様に「0」が3つなのでさらに薬指を加えます。「2000」~「9000」は「2」~「9」を表してから「1000」の指文字で表します。

他の方法では、漢字の「千」を人差し指で空書きする方法があります。簡易的に、2本指で「千」を書いて「2千」という使い方もあります。

どうように「9」を表して「千」を書いたら「9千」と伝わるでしょう。

5桁の数字

「10000」は同様に「0」が4つなので小指まで加えて表します。「20000」~「90000」は「2」~「9」を表してから「10000」の指文字で表します。

また、「千」と同様に「万」を空書きすることでも「万」が表せます。

億と兆

「億」は、にんべんで代表して「イ」を空書きする方法と、指文字の「さ」を示すことで現わせます。

「兆」は、両手人差し指を上から下に裾を広げるように書いて表します。あるいは、指文字の「え」で表すことができます。

単位の表現(その1)

せっかく数字を学んだので、2つだけ「単位」の手話を紹介します。

syuwa-5-unit

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「年」は、左手で「コブシ」を作って、上面を右手の「人差し指」で指さすことで表します。

これは、左手の「コブシ」が切り株で年輪があり、それを右手の「人差し指」で指さすことで「年」を表したものです。

お金の単位「円」は、カタカナの「え」を表した右手を右に移動させて表します。

もう一つの方法は、親指と人差し指で「厚み」を表してそれを横に移動させて「札束」のイメージで表すこともできます。

おさらい

今日のまとめとして数字の指文字のイラストをまとめて掲載しておきますね。

初めは指が思うように動かないかもしれません、下手すると攣るなんてこともあるかもしれませんが、まずは使ってみてください。

「明日のためにできることから」

syuwa-5-number

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後記

今回はここまでです。

とりあえず、ここまで「五十音」「数字」「単位」の解説をしました。もしお時間があれば繰り返し表現して指に覚えさせるようにしてみましょう。

もしかしたら不謹慎といわれてしまうかもしれませんが、学生時代に手話サークルに通い始めた頃、はやく手話を覚えたい一心でこんなことをしていました。

サークルの仲間と大学の最寄り駅から大学キャンパスまでバスで移動だったのですが、本当におんぼろバスでエンジンや排気音が酷くてまったく会話ができません。そこで一計を案じ、友達と手話で会話をしていました。

はじめは会話というよりは、単語当てゲームのようなやり取りで、「宿題」とか「レポート」とか「書いた?」とか「なに?」とか「わからない」とかしかできませんでした。

しかし、毎日のこと、いつの間にか轟音で会話が聞き取れないバスの中である程度の会話が成立していました。

そのとき、積み重ねは大事なんだな、と実感しました。

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。次回は「あいさつ」の手話の表現をとりあげます。