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GIMP不要!?画像切り抜きが秒で出来るツール

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画像の切り抜きはAIにおまかせ

こんにちは!

冷たい飲み物が美味しい季節になりましたね。水分とってますか?

私は朝昼アイスコーヒー、夜ビールで今日も元気です!

さて、今月はタイトルにある通り「画像の切り抜きをする方法」についてです。

今回も「GIMP」の解説をしようと思ったのですが、

「今更GIMPの画像切り抜きを解説ってどうなの?」と思い直しています。

というのも、画像の切り抜きに関してはGIMPを使うよりも超楽で優秀な方法があるからです。

その方法知ってたら正直GIMPいりません。

というわけで、今回の記事ではその楽ちんな方法のメリットとデメリット、そしてGIMPでの切り抜き方法を解説します。

秒で切り抜きできる凄いツール

私にとってGIMPは、仕事に欠かすことができない相棒とも言える存在です。

そんな私でも画像の切り抜きに関しては違うツールを使うようにしています。

そのツールとは「remove.bg

AIが被写体を自動的に判別して切り抜いてくれる、無料のサービスです。

使い方はとても簡単。

このツール上に切り抜きたい画像をドラッグ&ドロップするだけです。

このページ上にそのまま画像をドロップするだけです。

例えば以下の写真をremove.bgに入れてみます。

この画像をremove.bgにドロップすると…
このようにAIが女の子を自動で判別して背景を消してくれます。

後は右にある「ダウンロード」ボタンを押すだけで、画像の保存ができます。

この間わずか数秒。圧倒的に楽です!

同じことをGIMPでしようとすると手動で女の子を範囲選択しないといけないので、どうしても時間がかかりますし、ここまできれいに切り抜くのは本当に大変です。

ちなみに切り抜いた画像は背景が透過になっているので、別な背景の上にそのまま載せることができます。

ひまわり畑の画像と合成してみました。

「これはすごい!」と思った方、ぜひ一度試していただきたいのですが、その前にこのremove.bgの弱点についてもお話しておきます。

remove.bgの弱点

AIの進化って本当に凄いと思うのですが、まだ全てをAIまかせにできないケースがあります。

ちょっと意地悪な例になりますが、

この画像をremove.bgに入れると…
お茶碗と箸の一部が表示されました。

お茶碗の部分だけが欲しいなら、箸を手動で消すだけでOKです。

お茶碗の右上にある「編集」を押すと、

このような編集画面がでます。

この画面上でも不要な部分の削除が出来ますが、正直使いづらいです。

細かな編集をしたい場合は、一旦画像を保存をしてからGIMPで不要部分の削除を行うほうが良いです。

上記の例でお茶碗だけが欲しい場合は手動で箸を消すだけでよいのですが、

「本当は梅干しだけを切り抜きたかった!」という場合はどうしたら良いと思いますか?

答えは、

ごはんが梅干しの背景っぽくなるよう予め画像を用意するしかありません。

画像を四角く切り抜くだけなら

「画像の一部を四角く切り抜くのにGIMPを使うのか!」

と思った方、確かにGIMPでも簡単にできますが、もっと楽な切り抜き方法があるのをご存じですか?

それは、「範囲選択してキャプチャーを撮る」方法です。

私はWindows10のパソコンを使っているので「Snipping Tool」というアプリが標準で使えます。

「新規作成」を押すと範囲選択モードに移行します。

ちなみに、切り抜きたい画像は予め別なソフトで表示させておいてください。

「新規作成」を押したらマウスカーソルが十字になるので、切り抜きたい部分を表示させている画像の上から範囲選択してください。

最後に「ファイル」>「名前を付けて保存」で完了です。

この間数秒。画像の切り抜きがあっという間に出来てしまいました。

この切り抜いた画像をremove.bgに入れると、

梅干しだけ切り抜きが出来ました。

今回のようにAIだけでは判断がつかない画像の切り抜きは、人間側である程度調整をしてあげる必要があります。

また、画面キャプチャーに関しては「Snipping Tool」以外にも多くのものが出回っています。

Google検索で「画面キャプチャーソフト」と検索すると見つけることができます。

【余談】GIMPで画像切り抜きをする方法

ここまでGIMP以外での楽な切り抜き方法を紹介しましたが、

「じゃあ、GIMPではどれくらい手間かかるの」という方に向け、簡単に解説します。

例として、先ほどの「梅干し」を切り抜きます。

1.編集しやすいように梅干しを拡大

左のアイコンから虫眼鏡マークを選んで、梅干しを拡大します。

アルファチャンネルを追加する

この「アルファチャンネルの追加」をすると、切り抜いたあとの背景を透過にすることができます。

仮にアルファチャンネルを追加せずに切り抜きをすると、

透過ではなく、背景に設定した色になってしまいます。

アルファチャンネルは右に並ぶレイヤーを右クリックすると追加できます。

梅干しを範囲選択する

左のアイコンから自由選択ツールを選びます。

この自由選択ツールでチクチクと梅干しの輪郭をたどって、一周したら選択完了です。

この梅干しくらいなら簡単ですが、これが人物になると難易度はグッと上がります。

特に髪の毛なんかを綺麗に切り抜くのは至難の業です。

選択範囲の反転をする

梅干しを切り抜きたいということは、範囲選択した外側の画像を消したいわけです。

ですが、このままデリートキーを押すと範囲選択をした内側を消すことになってしまいます。

梅干しだけを消してしまった失敗例です。

そこで「選択範囲の反転」をします。

メニューの「選択」>「選択範囲の反転」

「選択範囲の反転」をしてからデリートキーを押すと、梅干しの外側が全部消えます。

これで梅干しの切り抜きが出来ました。

まとめ

ここまで当記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

今回は「画像の切り抜き」に関してGIMPよりも優れたツールの紹介をしました。

AIで背景を消す無料のツール「remove.bg」は以下のリンク先で使うことができます。

画像の背景を削除 – remove.bg
↑表示されたトップページがいきなりツールになっています。

特に手動での範囲選択が一番のネックになるでしょう。

そんな作業をAIが肩代わりしてくれるのですから、画像切り抜きで悩む時代はもうすぐ終わるのかもしれませんね。