こんにちは!
すっかり秋も深まり、寒くなってきましたね。風邪などひいてはいませんか?
私はつい先日ワークマンに行って薄手のダウンを買いました。
ダウンジャケットとダウンのズボン。全身温かで、この冬おすすめのアイテムです(笑)
さて、今回のテーマはインスタの「いいね」についてです。
インスタの「いいね」を増やす方法については過去の記事でも触れていますが、今回は少し違う方法を深掘りしてお伝えしようと思います。
ズバリその方法とは「ターゲットに近そうな人を見つけて”いいね”しよう作戦」です。
この方法は地味ですが、時間をかければ確実に「フォロワー」や「いいね」が増えるので、どのくらい効果があるのかも含めお伝えできればと思います。
ちなみに、上で書いた過去記事はこれです。
過去に紹介した方法との比較
上の過去記事をまだ読んでいない方向けの説明になりますが、
「インスタグラム活用法【7】」で紹介している方法は、フォロワーさんへ「いいね」しようというものです。
この方法は返報性の原理を期待したもので、「お返しをしないと申し訳ない」という心理現象によって「いいね」がもらいやすくなる、といった方法になります。
普段からあまりフォロワーさんへ「いいね」していない場合は、この方法で大きな効果を得ることができますが、日常的にフォロワーさんへ「いいね」をしているという方は、これから紹介する方法を試してみてください。
ちなみに効果の大きさで言えば 「インスタグラム活用法【7】」 のほうが大きいです。
なにせ、既にあなたに興味があってフォローしている人達に「いいね」するのですから、反応ももらいやすいはずです。
「インスタグラム活用法【7】」 をまだ試していない方は、まずそちらから着手してみることをお薦めします。
これから紹介する方法は、まだあなたを知らない人に向けての活動になるので、毎日の地道な積み重ねで効果が少しずつ増える類の方法だと思ってください。
今回紹介する方法とは?
今回紹介する方法は「フォロワー以外の人にも”いいね”しよう」です。
ただし、誰彼構わず「いいね」するわけではありません。
ご自身のビジネスで想定しているペルソナ(ターゲット像)に近いと思われる人に「いいね」をするというものです。
この施策の狙いは「いいね」をすることで、こちらの存在に気付いてもらうというところにあります。
「いいね」した人の数割が気づいてくれて、さらにその中の数割が「いいね」を返してくれる。
さらにその中の数割の人がフォロワーとなって応援してくれる、という流れです。
即効性はありませんが、着実に「フォロワー」と「いいね」を増やせる方法です。
この方法については私の過去の記事でも軽く触れていますが深くは説明していませんでしたので、具体的にどのうように「いいね」をするのか、どの程度の効果があるのかなどを私のアカウントのデータを元に説明します。
この施策最大のデメリット
「いろんな人に”いいね”しよう。」
というのは、インスタ関連の記事で多く見かける「いいね」を増やすための常套手段です。
この方法も前述の「フォロワーへのいいね」と同じく「返報性の原理」によって「お返しのいいね」をいただきやすいところがポイントになります。
私もインスタを始めた当初から、多くの方の投稿に「いいね」をすることで少しずつフォロワーを増やすことができています。
ですが、この方法は効果がある反面とにかく地道で時間を取られるので、一日の作業時間を確実に圧迫します。
ですので、長く続けるために一日当たりどれくらいの「いいね」なら時間の確保が可能なのかをご自身で探る必要があります。
余談になりますが、このあまりにも地道な作業を続けていたある日、「試しにこの作業を止めたらどうなるだろう?」と一旦放置したことがありました。
※いただいた「いいね」や「フォロー」をに対して「いいね返し」や「フォローバック」だけは続けました。
施策を止めた結果
このいいね活動を止めて、数日間経過観察をしました。
結果、以前ほどではないもののフォロワーは増え続けることが分かりました。
「なんだ、止めても増えるのか。」
その時、他に進めたい作業があった私はこの地道な活動を以降パタリと止めてしまいました。
後から思うと、フォロワーが増える理由はこの施策の効果だけではなかったはずです。
普段の投稿内容やハッシュタグの工夫、それにそれまで続けていた「いいね活動」の余波など、いろんなことが合わさっての結果だったと思います。
そして時は経ち、いいね活動を止めてから数ヶ月後。。。
フォロワー数は微増かほぼ横ばい、そして「いいね数」が微減するようになりました。
この施策を推奨する本当の理由
この「いいね」微減の理由が最初は分からなかったのですが、「いいね」や「フォロー」をしてくださる方達を見てあることに気づきました。
以前より根強く応援してくださるフォロワーさん達がいる一方、入れ替わり立ち代わりで「いいね」をしてくださる方には以下の特徴がありました。
- 企業やお店などビジネス用途のアカウント
- フォロワーが数万人いる「インフルエンサー」
ビジネス用途のアカウントに関しては「フォロー」していただくことが稀にありますが、「いいね」をいただけるのは一時的で、それ以降は放置というのが当たり前のようでした。
つまりこれは、「多くの人に”いいね”する活動」を私向けにされていたということなのだと思います。
ビジネスアカウント同士、お互い「持ちつもたれつ」の関係でフォローや「いいね」をし合うことは、インスタを仕事で使う上で否定できることではありません。
お互いのアカウントが成長することに繋がるわけですから。
ただ、私のアカウントの「いいね」がジワジワと減ってきているという事実が示しているように、ビジネスアカウント同士だけで「いいね」や「フォロー」を続けるのは長期的に見るとあまり良いとは言えないと思います。
なぜなら、本当の意味でファンを増やせているとは言えないからです。
このような理由から「いいね活動をするならペルソナを意識すべし」と思い至り、いいね活動を再開することにしました。
私のアカウントの「いいね」が減った理由
前述の「いいね」が微減し続けた理由ですが、「ファン数が微減した」と私は考えました。
ファンというのは文字通り、自分のアカウントに興味をもってフォローや「いいね」をしてくださる方達のことです。
フォロワーの中にはインスタをお休みする方や、そもそも私のアカウントに興味がなくなってフォロー解除される方が一定数いることは承知しています。
ところが、ビジネスアカウントがたまにフォローしてくれるので、ファンの減少に気付くことが出来ませんでした。
ビジネスアカウントからいただく「いいね」は一時的なものが多く、長らく私を支えてくださっているフォロワーさん達のように継続して「いいね」はしてくれません。
(※もちろん長く応援してくださるビジネスアカウントも中にはいらっしゃいます。)
結果、フォロワー数は減らないのに「いいね数」が減るという現象が起こったものと推察しています。
「いいね」する人の探し方
いよいよ、このテーマの本題に入ります。
誰彼構わず闇雲に「いいね」するのは、ファン集めにとってはかえって効率が悪いと考えています。
ファンになってくれそうな人を見極めることがでれば、それが一番ですよね。
そこで私は以下のルールで「いいね」する人を探しています。
- 同業者の投稿に「いいね」している人
- 投稿写真を公開している人
- 店舗、企業のアカウントではない
- フォロワー数が極端に多いインフルエンサーでない人
- 想定しているペルソナを想像できる人
では、それぞれについて解説していきます。
(※相手から「いいね」をいただいた場合はこの限りではありません。ちゃんと「いいね返し」します。)
【条件1】同業者の投稿に「いいね」している人
まずはあなたと同じ業種のアカウントを探してみてください。
できるだけフォロワー数の多い、大手のアカウントが望ましいです。
その同業者の投稿には、既に多くの人が「いいね」をしていることと思います。
ここで大事なのは
同業者の投稿に「いいね」をしている人なら、自分の投稿にも「いいね」してくれるかもしれない。
という考え方です。
あなたの業種と同じジャンルに興味を持っている人がそこに集まっているのだから、闇雲に探すよりも遥かに効率的です。
<いいねの手順>
同業者の投稿を開くと画像のすぐ下に
いいね!:XXX、他
と書いてあります。(XXXは「いいね」しているアカウント名です。)
この「他」を押すとその投稿に「いいね」した人の一覧を見ることができます。
そこに並んでいる人達の投稿をチェックして「いいね」をしてください。
そのとき、共感できない投稿にまで無理して「いいね」する必要はないと思います。
ご自身で良いと思えた投稿に「いいね」をしてください。
【条件2】投稿写真を公開している人
これは当然と言えば当然ですよね。
投稿が見れなければ「いいね」することができません。
条件1で表示された人達の中には非公開設定にしている方が多くいらっしゃいます。
その方には「いいね」できないので、飛ばして次の方の投稿をチェックします。
【条件3】店舗、企業のアカウントではない
これは前述の「 この施策を推奨する本当の理由 」でも書いた通り、本当にファンとなっていただくのであれば、ビジネスアカウントよりも個人アカウントにアプローチすべきというお話です。
将来的にお客様となっていただける可能性があるのは、ビジネスアカウントではないですよね。
「個人」か「ビジネス」かはプロフィール写真やアカウント名、プロフィールの紹介文を見ればある程度判断つきます。
また投稿内容を見ても判断できます。
個人の方は日常の写真や動画を投稿している方が多いですが、ビジネスのほうは写真に文字を重ねていたり、もはや写真の投稿ですらなかったり(文字だけ)、バリバリ加工をした本気度が伝わってくるような投稿が多いです(笑)
【条件4】インフルエンサーでない人
「インフルエンサー」と書きましたが、ここで言いたいのは「フォロワー数とフォロー数の差が極端に開いている人」のことです。
もちろんインフルエンサーも含みますが、実際にインフルエンサーとして活動しているかよりもフォロワー数の多さで判断しています。
このような「インフルエンサー」のような方は大勢いらっしゃいますが、その方達への「いいね」はちょっと優先度低めに考えています。
というのも、条件3と同じでインフルエンサーをビジネスとしている方も中にはいらっしゃいますし、そもそもフォロワー数が多いから、こちらの「いいね」に気づいてもらえないという理由もあります。
もちろん「いいね」しちゃいけないってことではないですよ。
気に入った投稿であれば「いいね」しても良いと思います。
ただ、フォロワー数が数万人もいたら、こちらの「いいね」にはまず気づいてもらえませんし、フォロー数が数人程度ならこちらを「フォロー」してもらえる確率などは絶望的に低いと言えます。
この条件4はフォロワー数とフォロー数を見れば誰でも判断できますが、プロフィール写真でも高い確率で見分けることができます。
プロフィール写真の映りが美しくて、さらに赤い輪で囲まれている(ストーリー投稿をしている)人はインフルエンサーやモデル、アイドル、芸能関連の人などであることが多いです。
【条件5】想定しているペルソナを想像できる人
ここについては完全にあなたの「主観」での判断になります。
例えばペルソナを「若い結婚している女性」だったとしますよね。
まずプロフィール写真とアカウント名で男女の判別がつくことが多いですし、プロフィールを見れば「3歳、5歳の男の子のママです。」など答えが書いてあることもあります。
また、投稿にペットや赤ちゃん、お子さんの写真を載せていたら「若い女性なのかな?」くらいの想像はできますよね。
「いいね」する人を探すときにこの辺の想像ができると、より精度が高くなると思います。
「そんなプロフィールまで見るなんて、時間かかって大変じゃない?」
と思われるかもしれませんが、以下のような流れならどうでしょう。
「いいね」する人を探す際のチェックポイント
- プロフィール写真とアカウント名をチェック
- その時点でペルソナと違うと判断したら次の人へ
- ペルソナに近いかもと思ったらプロフィール画面へ
- 紹介文から個人かビジネスかを判断
- ビジネスっぽかったら次の人へ
- 個人っぽかったら最新の投稿をチェック
- ペルソナ像に近い投稿だったり、気に入った投稿なら「いいね」する
私の場合慣れもありますが、この流れで100人に「いいね」して、かかる時間は約20分程度です。
この施策を45日間続けた結果
この「いいね活動」を再開してから、目に見てわかるくらい「いいね数」が復活してきました。
現在もこの施策は継続中です。
施策を再開してまだ2ヵ月程度ですが、分かりやすいデータが取れましたので紹介します。
以下は施策を行う前後45日間を比較したデータです。
獲得した「いいね」の平均回数
施策前:311.6回
施策後:346.4回
⇒約111%の増加
フォロワー数の増え方
施策前:45日間で67人
施策後:45日間で111人
⇒フォロワーの増加量:約1.7倍
フォロワー数に対する「いいね」の割合
施策前:約6.8%
施策後:約7.4%
つまり、施策前より興味を持って「いいね」してくれる人(ファン)が増えたと言えます。
まとめ
上記のデータからも分かる通り、45日間でもある程度の効果が出ています。
この「いいね活動」は継続するほどに効果がゆっくり伸びるので、気長に無理のないペースで続けるのが良いのかなと思っています。
この地道な活動は、長く続けると以下の効果が見込めます。
- ビジネスではないフォロワー(ファン)が増えます。
- フォロワーが増えれば「いいね」も増えます。
- 「いいね」が増えればハッシュタグ検索などでの露出が増えます。
結果、間接的ではありますが集客へ繋がると考えることができます。
最後に
ここまで当記事にお付き合いいただき、ありがとうございます。
今回は時間をかけてゆっくりと「いいね」を増やす確実な方法を紹介しました。
あまりに地道で、ちょっと嫌になっちゃうかもしれませんね。
インスタは他のSNSと比べて拡散しずらいメディアなので、フォロワーや「いいね」を集めるのが大変だと思います。
この方法もまだ試行錯誤の途中なので、もっと良い正解があるかもしれません。
それでも「成功へ一歩近づけるかもしれない施策」を見つけることができたら、またここで情報共有したいと思います。
ネット専門のインテリアショップ『和みのインテリア和家』の店主。インスタグラムは2018年6月頃から取り入れる。「いいね」をもらえた数や「リーチ数」「投稿に付けたハッシュタグ」などを毎日記録し考察、インスタの運用に役立つ「生の声」を共有すべくブログを執筆中。