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山中教授が紹介していたBUFF(バフ)をランニングで使ってみた

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山中教授が紹介していたBUFF(バフ)をランニングで使ってみた

先月から始まった緊急事態宣言の期間中、体力の向上と健康の維持のために、いままで通り普通にランニングを継続して行っていました。

ところが「あること」をきっかけに、スポーツ用品店で購入した“BUFF(バフ)”という縫目のないチューブ型のネックウェアを装着するようになりました。

今回は、ここ数週間で“BUFF”を導入するに至ったきっかけと、実際に装着して走った感想をお話ししたいと思います。

山中教授のジョギング時に注意すべきエチケット

政府は5月4日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、緊急事態宣言について全国を対象としたまま期限を5月6日から31日まで延長すると正式決定しました。

安倍晋三首相は「14日をめどに専門家に感染状況を評価してもらい、可能と判断すれば期限を待たずに解除したい」と述べました。

先月から始まった緊急事態宣言ですが、この期間中、自分の場合、体力の向上と健康の維持のために、ランニングを継続して行っていました。

しかし、宣言前まではマスクはしていませんでしたが「あること」をきっかけに、マスクを装着するようにしました。

「あること」とは・・・・

京都大学iPS細胞研究所所長で2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授が、ジョギング時に注意すべきエチケットをYouTubeで明かしたからです。

山中教授のメッセージを要約すると、

  • 走るときにもマスクをしよう
  • でも、走るときにマスクをしていると顔にくっついてしまう
  • そんなとき、BUFFなら快適に走れる

という内容でした。



ランニング時に飛沫が飛ぶ!? 新型コロナウイルスの危険

私は、当初、ランニング時にマスクをする必要は無いと思っていました。外で走ることは、限りなくリスクが低いことだろうと。

しかし、『運動不足によるジョギング増加に潜む新型コロナウイルスの危険 間隔2メートルでは不十分?』という記事で、ランニング時に飛沫が飛ぶということを目にしてからは、気を付けなければならないと考えるようになりました。

また、あるとき、私が走っているときに、歩行者とすれ違うことがありました。その歩行者はマスクをしていない人でしたが、すれ違う時に、口に手を当てて、防御する行為を行いました。

当時は、腹の中で何と神経質な人なんだろうと思っていましたが今思えば、おそらくですが、その歩行者は、自分の身を守るためというよりは、すれ違う相手に飛沫がかからないようにしていたのではないかと思っています。

「山中教授のYouTube映像」、「飛沫についての記事」、「日常の経験」をきっかけに、早速、私はスポーツ用品店で、BUFFを注文して取り寄せて購入し、現在では、装着してランニングを行っております。

ここからは、ここ数週間で“BUFF”を装着して走った感想や感じたことをお話ししたいと思います。

スポーツ用品店で購入した“BUFF(バフ)”

スポーツ用品店で購入した“BUFF(バフ)”

BUFF(バフ)ってなんだろう?

BUFFとは、スペイン生まれの縫い目が一切ないチューブ型のネックウェアです。もともとは、バイク走行時に着用するためのものとして、生まれました。

現在では、モーターバイク、サイクリング、スキー、ランニング、ハイキングなど、様々なスポーツやアウトドアシーンでファッショナブルに頭部を保護し、冬は保温、夏は汗や湿気を外に逃す優れものとして活用されております。

今回の件で、初めて私はBUFFの存在を知ることになりましたが、実は既に、世の中の色んなシーンで活用されているんですね。


BUFFの何が良いか?

マスクランをするにあたり、BUFFを手に入れるまで、手持ちのネックウォーマーで口元を鼻に被せて走ってみました。

ネックウォーマーと言われるくらいですから、やはり暑い!しかも息苦しい!これでいつも走るのはきついなあと思いました。しかも鼻と口元を被せているのに、時折、位置がずれてしまいます。

その後、無事、BUFFが購入できたので、以下に体験やメリットを話してみます。

風通しが良い

まず、始めに実感したことは、風通しが良いことです。

装着時に頭から被って、顔の下半分を覆うことにはなってしまうのですが、素材の生地の作りの関係で、通気性があります。そんなに息苦しくはありません。

もちろん、全く装着しないときと比べれば、口と鼻を覆うわけですから、多少の息苦しさはありますが、それでも、日常生活で利用しているマスクやネックウォーマーを着けた時と比べれば格段に、装着感は良いです。

伸縮性がある

それと、伸び縮みもしやすいので、位置を上げたり、下げたりすることも比較的容易にできます。

例えば、空気をより感じたいとき、近くに人がいないときなどは、下げてみたり、あるいは人の近くを通ることがあれば、逆にすぐに上げてみたりすることで、柔軟な対応が可能です。

耳の近くまで覆えば、なかなか落ちてこないので、エチケットを守ったまま、安心して走ることができます。

ファッショナブル

そして何よりも、デザイン性に優れていて“格好いい”と思います。

自分の場合は、普通のマスクで走るのには大きな抵抗がありました。BUFFであれば、街中で装着してても気になりませんし、ランニング中でも利用できます。

日本で販売するゼット株式会社のBUFFを紹介するページでは豊富なラインナップが紹介されており、好きなデザインから選ぶことができます。

豊富なBUFFのラインナップ

豊富なBUFFのラインナップ 出典:ゼット株式会社 PRODUCTS _ BUFF®

いろんな場面で使える

ランニング以外のスポーツや、日常のカジュアルな場面でも使えるのではないかと考えています。

口を鼻を覆うことを目的とするだけでなく、ネックウォーマとして、あるいは帽子的な利用方法もできます。

色んなシーンや場面で活用することが想定できるので利用価値は高いと思いました。

BUFFの留意点は?

ここまでは、良いことはばかり書いてきましたが、ここからは留意点をお話します。

顔の一部を覆うことから、サングラスをして走ると見た目は、まるで盗賊のような出で立ちになります(笑)。これは、やむを得ないところもありますが、怪しい人と勘違いされぬよう気を付けましょう。

あと、ウィルスに対する防御や、飛沫がどの程度、軽減されるかなどは、科学的なアプローチがされているわけではないので、ここは何とも言えません。

そもそも当然のごとく、BUFFは新型コロナウィルス対策のために作られているわけではありません。あくまで、緊急事態宣言発令下のランニング時のエチケットとしての活用をお勧めしています。

まとめ

最近、街中で走っている人を見ると、約8割の人がマスク等を身に着けて走っていると感じております。

様々な行動自粛が要請されている中、家族で散歩する人も多く見かけます。公園を訪れる人も、以前より多くなったなあという印象です。

まだ、現時点では先は見えませんが、しばらくは、今の状態が続くのではないでしょうか。

「昔の常識は今の常識ではない。今の常識は未来の常識ではない。」

その時の社会の状況に合わせて、自分の行動も見直す必要があるかも知れません。

今回は、ランニング時のBUFFの活用ということでお話しをさせて頂きました。「これは使える!」と思ったらぜひ購入して活用してみて下さい。