こんにちは!
GoToキャンペーン盛り上がっていますね。あなたも使ってみましたか?
私は先日、めったに泊まらない都内のホテルでGoToトラベルを利用させてもらいました。
それと共に今年はコロナで行けていなかった東京駅そばの相田みつを美術館に行ってきました。
久しぶりにゆったりと書と詩を見て心地よい時間を過ごしましたが、ある詩を見た時にドキっとしたんですね。
毎回行くたびにその時の心境に合わせて心に響く詩が違うのですが、今回は「いのちのレンガ」という詩がそれだったんです。
本日はそのドキっとで自分でも再認識したことを、レンガを積み木に変えて記させていただきます。
人生は一瞬一瞬、一日一日の積み重ね
積み木は積んでいかないと形は出来ていかないし大きくもなりません。
休んで手を止めていると形は変わらない。そして一気に積もうとしても一人の手ではそれは出来ないし、無理をすると積み重ねてきたものを大きく崩してしまうこともある。
人生も同じです。自分の作りたい形(人生)を作るには、少しずつ積み木を置いていく必要があります。
ただし人生と積み木で大きく違う点が一つあります。積み木は置いた後に修正をすることが出来る。
一方で人生は修正することが出来ません。いい加減に置いた人生の積み木はそれを修正することは出来ません。
そのいい加減に置いた積み木の上に不安定に重ねたり、それによって大きく崩れたりする場合もあります。
だから人生は休むことなく、でも確実に積み木を置いていかないといけないかもしれません。
どんな風に積み上げたいか? が重要
皆さんは積み木を積むときは、最初にどんな形を作るか考えますよね。
ただ積み木を積み上げていたら、思いもよらず素敵な形になるかもしれませんが、自分が作りたかった形にはほとんどならないでしょう。
人生も同じです。ただ生きていてふと形を見渡すと、想いと違った形になっているでしょう。
また憧れる人をただ真似したり、言われた事を忠実に守り一生懸命に積んでいたりすると、ある部分では素敵な形になるかもしれませんが、全体としてみるとチグハグな形になっているかもしれません。
部分部分を完成させながら歳を重ねるごとに形を整えていくのだと思いますが、ぼんやりとでも完成した時の姿を早めにイメージしていた方がいいでしょう。
志の合う仲間と一緒なら加速的に積み上げることが出来る
積み木は一人よりも当然に多人数で積んだ方が早いです。
でもただ皆んなで積むとトラブルが起きたり収拾がつかなくなります。
「オレはこう積みたい」
「その積み方は止めて欲しい」
そんな友達との喧嘩をあなたも経験してきたのではないでしょうか。最悪時はせっかく皆んなで積んだ積み木を全部壊す奴が出て来たりします。
一方で、「これだけ高く積みたいな」「こんな形に積みたいな」というゴールがしっかりと共有されて信頼出来る仲間とであれば、一人で積み上げるより早いだけでなく、仲間からの助言やアイデアなどで早く上手により素敵なものを積み上げることが出来るでしょう。
人生の無駄な積み木はない
こんな形に積みたかったのに、こんな無駄な所に一生懸命に積み木を置き続けてしまった…
積み木も人生もそんなことがあるかもしれません。でもそれが完全に無駄になることは少ないはずです。
まず、ていねいに積む方法や希望する場所に早く積む方法、そして仲間と一緒に積む方法などを身につけたりするのではないでしょうか。
それだけでなく、変な場所に積んだと思った積み木が、後々に全体の形作りの土台となるいい選択肢になったり、積み木全体の中のステキなアクセントになったりと、様々な場面で生きてくるはずです。
これは人生も一緒です。
まとめ
本日は人生の色々な事を積み木に例えてきました。
積み木に例えると当たり前のことですが、人生に置き換えると解りにくくなって難しく考えてしまいますよね。
でも人生は根本的には積み木と同じです。
どんな人生を描きたいかをイメージしながら、そのイメージに向かって一瞬一瞬出来るだけ効果的に楽しく行動していく。
私も相田みつをさんの詩を見てドキッとしました。一瞬一瞬の大事さが最近少しおろそかになっていたからかな。
ぜひ素晴らしい人生の積み木が積み上がるように積み続けていきましょう!
1974年愛知県名古屋市出身。大学卒業後に大手自動車メーカー2社に勤務。2014年、妻のパニック障害を何とかしたいと心理学やコーチングを学ぶ。以降、法人や個人向けのコーチングおよび、アドラー心理学・モチベーションアップ等のセミナーを開催。