8月に入り、長い梅雨がようやく開けました。いよいよ夏休みの到来シーズンの到来です。今年は暑過ぎる夏は短いかもしれませんが、長くても短くても、いずれにせよ夏を感じて過ごさなければなりません。
休暇を利用して、都心からは、そう遠くない有名な観光スポットの「江の島」に行って来ました。テレビ中継でよく江の島大橋や江の島の映像を見ますが、自分自身、この地に訪れるのは初めてのことです。
半日に近い日帰りの小旅行ですが、プチ体験談をお話しします。
はじめに
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大が懸念されるなか、政府の「Go To トラベル」が7月22日からスタートしました。
また、7月30日には、成長戦略を議論する未来投資会議(議長・安倍晋三首相)を開き、新型コロナの感染拡大防止と社会経済活動を両立させる社会像を議論しました。
このような状況の下、旅行者は新しい生活様式を実践しながら、感染拡大防止の対策をしっかり行っていくことが必要です。
江の島ってどこにあるの? 行き方は?
江の島に電車で行く場合は、東京駅から東海道線で藤沢駅まで行き、そこで小田急江ノ島線に乗り換えて片瀬江ノ島駅まで約70分。
そこから江の島弁天橋を歩けば10分程度で島の入り口の青銅の鳥居に到達できます。なので、都心から90分あれば到着できます。
車で行く場合も、渋滞を考慮しなければ、東京駅から高速道路を使えば90分以内に到着できます。島内には駐車場もありますので満車でなければ停めることはできます。
神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島です。島という呼称ですが、実際には江の島大橋(道路橋)及び江の島弁天橋(歩行者用橋)で繋がっているため、陸路で島に上陸することができます。
羽鳥慎一のモーニングショーを見ていると、江の島を全体を映した画面中継を頻繁に見かけるので、テレビ朝日のカメラが片瀬江ノ島駅近辺のビルの屋上に設置されているのでは? と思います。
江の島の食べ物といえば生シラス丼
3密を避けるために、江の島へは平日に行きました。さらにランチタイムの混雑を避けるために、昼ご飯はランチタイム終盤の時間帯に入店しました。
観光客は確かにいましたが、お陰様で、混雑や3密とは無縁の状態で島を巡ることができたように思います。
昼ご飯は磯料理の「かいしま」へ入店!この地域では相模湾で獲れるシラスが有名です。混雑時だと生シラスが売り切れてしまうそうですが、幸い生シラス丼を食することができました。
すぐ近くの「あさひ本店」で有名なタコせんべいを買いたかったのですが、当日は定休日でシャッターが閉まっており、買うことが出来ませんでした。ですが、途中のお店では所々でタコせんべいは売っていました。
島内は、エスカーに乗っている以外は、歩いて移動しないといけません。お日様はそんなに照ってはいませんでしたが、それでもやはり暑かったので、タコせんべいは買わずにソフトークリームを購入!暑いときに食べるソフトクリームは格別!ですね!
(ホントは、垂れ幕で宣伝している江の島珈琲ソフトを食べたかったですが、こちらも定休日で閉まっていました。)
エスカー乗るなら江の島1dayパスポートで
エスカーとは、エスカレーターを文字った造語でしょうか?高低差46mの道のりを全長106m4連で結ぶ便利なエスカレーターの施設がありあます。これを利用すれば、頂上までわずか4分で辿りつけるという利便性があります。
江の島エスカーだけを乗るなら、大人1名360円で済みますが、おすすめは、江の島1dayパスポート「eno=pass」です。
eno=passは1,000円かかりますが、江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル(展望灯台) 、江の島岩屋が1日に何度でも利用でき、個別に入場料を払うとトータルで1,560円なので、560円割安になるのです。
最も遠い地点の岩屋に行きたいこともあり、迷わず1dayパスポートを購入しました。
和洋折衷の庭園『サムエル・コッキング苑』
明治時代の英国人貿易商「サムエル・コッキング」に由来した和洋折衷で南国ムード溢れる植物園です。庭園と言えば、イングリッシュガーデンが有名ですね。日本庭園は形で魅せて、イングリッシュガーデンは色彩で魅せるとも言います。
エスカーで頂上まで行って、しばらく歩くと到達する施設がサムエル・コッキング苑になります。
江の島内になぜ、和洋折衷の庭園があるのか? と疑問に思い調べたところ、前述の1880年(明治13年)に横浜在住のアイルランド人貿易商のサムエル・コッコキングがこの地を買収し、植物園を開設した歴史があることがわかりました。
当日は特に何もしらずに庭園内を歩いていましたが、やはりいわれがあるんですねぇ。
湘南の360度眺望が圧巻のシーキャンドル(展望灯台)
高くそびえ立つ展望灯台。これはもう登るしかありません。前述の1dayパスポートがあるため、もちろん追加料金もかかりません。
シーキャンドルの最上階に行けば、江の島近辺の地域を一望できます。海抜100mからの湘南の360度の眺望が楽しめます! ここから見える景色は圧巻です。
下りは階段で降りることをお勧めします! 風を感じながら、下も見えて、また違った眺望を楽しめます。但し、風が強い日は、スリルを多少感じるかもしれません。
岩屋はぜひ足を伸ばしたいスポット
島の最奥部にある海食洞窟。古くは弘法大師や日蓮上人も修行したといわれ、江の島信仰発祥の地として崇められてきました。養和2年(1182)には源頼朝が奥州藤原秀衡征伐を祈願したとも伝えられています。奥行152mで富士山の氷穴に通じているといわれる第1岩屋と56mで龍神伝説の地といわれる第2岩屋があり、ロウソクの炎に照らし出された石仏や岩壁が神秘の世界に誘ってくれます。
当日、江の島に着いたとき、島内での明確なプランはありませんでした。初めて訪れる江の島に行って、美味しいものを食べて、有名なスポットを見に行くことができれば良いなあくらいの気持ちでした。
下調べというのもそんなにしてきたわけではなかったので、ここまで記述してきたスポットも知らないような状態でした。ですが、島内には岩屋という洞窟があるということを知り、ここはぜひ行きたいと思いました。
シーキャンドル(展望灯台)から岩屋までは、それなりに歩きました。地図上だと500m?くらいでしょうか? でもアップダウンの階段があり、到着までワクワクした気分でした。
岩屋の入り口近辺の崖は垂直に近く切り立っており、海面に近いところで、釣りをしたり、歩いていたりする人もいて、曇ってはいたけど、夏だなあと肌で感じました。
洞窟は涼しかったです。薄暗い明かりの中、まるで鍾乳洞のような景色が続きました。富士山の鳴沢氷穴が、江の島の岩屋に繋がっているという説明書も目にし、とても不思議な気持ちになりました。
まとめ
コロナ禍の中、気軽に外出しにくいご時世となりました。マスクの着用や小まめな消毒はもちろんのこと、自身の体調管理にも一層注意を払うことが求められています。当面はこのような状況は続くものと思われます。
一方、居住地から離れて観光地を訪れることは、大きな喜びや楽しさを味わうことができ、心の癒しや明日への活力となります。
今回は、休暇を利用して「江の島」を訪れてみました。また再びこの地に行きたいな、江の島だけでなく、江の島近辺のいろいろな場所にも行ってみたいなぁという気持ちにもなりました。
改めて調べてみると、観光地には色々な歴史があるんだなということもわかりますね。
江の島珈琲ソフトを食べれなかったため、その代わりに、帰りに鎌倉の『cacao』というお店に立ち寄り、リッチ生チョコタルトを食べて来ました。甘かった〜♫
昼は冴えない凡人サラリーマン。夜は輝くブロガーを目指して亀スピードで邁進中。
趣味はランニングと家庭菜園。地元のマラソン大会では兎スピードの健脚で優勝回数を重ねています。夢は自給自足。食卓にある野菜は全て自分で育てて、用意したい。
シンプルでスマートな暮らしを目指して、日々思考錯誤奮闘中です。